Nov 26, 2011

[ どうしても失うのだろうか いつ迄無くし続ければいいのだろうか 見失うのは青白い影だけではなく 雨音や触れる言葉すらも。いつか記憶となるのは 頭や心にしまっている訳では無く 恐らくは 実感 現実味 触れたという事実 の触感を忘れかけ 頭の中で都合の良い解釈をした後に話を再構築して 美談もしくは自分が害を被ったと言う悲劇擬きに自惚れているだけの話だろう。くだらないな。見た聞いた物 何が本当で何が嘘 何が現実で何が理想 直ぐに区別など付かなくなってしまうのに 何故腕を伸ばす。目を閉じれば、次に目を覚ました時 そこは見知らぬ場所 私の顔を覗き込む何者かに はい 全部嘘ですお疲れ様 と言われたい気分である。全てを見失ってしまいそうな時はどうすればいい。 ]

No comments:

Post a Comment