Sep 25, 2011

自転車に乗り近所の公園まで。ぶらんこに乗りながら上を見上げる 暗闇 星は見えない 寒さに臙脂色のパーカーの袖を伸ばす 指先は冷えていた 夜の淵をそっと撫ぜると柔らかい空気が髪を揺らした。水色の自転車 買ったばかりの時は何処へだって行ける気がしてならなかったのにな どこへも行かぬままだよ。結局。感情なんて 長続きしない どんな感情だってそう 好きも嫌いも憎いも愛おしいも そんなに差は無い 響きが少し違うだけ。何だっていいな。猫語で話せたなら今日はいい日だ。

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